2019年10月9日水曜日

DPS講座 初心者編

フレンドさんやギルメンからマジカテンプラーのDPSについて質問された事があったので、せっかくなのでDPSについてまとめてみる事にしました。

今回は初心者向けと言う事で、なるべく難しい知識や話は横に置くつもりですが、それでもDPSを出すとなると前提条件や理解すべき知識もそれなりにあるので文量は多目です。気楽に読んで頂けると幸いです:)

とりあえず今回は相談のあったマジカテンプラーでいきましょう('-'


●最初に準備する事
以下の条件は個人的にDPSのスタートラインと考えている条件です。
これらの条件はわざわざDPSを計測してまで練習すると言うことなら先にやっておいた方がいいと思います。練習のポーション代も勿体無いですしね('ω'

・使用するスキルのレベルはMAX
・種族スキルのパッシブは全て取得
・クラススキルのパッシブは全て取得
・防具系パッシブは必要なものは全て取得
・使用する武器スキルのパッシブは全て取得
・アンドンテッドスキルのアンドンテッド魂をMAX
・錬金術スキルの薬効をMAX(薬の効果時間が再使用時間を上回るので薬の効果時間を100%に出来る)

これ以降は出来れば。

・魔術師ギルドスキルを使う場合は魔術師ギルドスキルのパッシブも取得
・戦士ギルドスキルを使う場合は戦士ギルドスキルのパッシブも取得
・サイジックスキルを使う場合はサイジックのパッシブも取得
・同盟戦争スキルを使う場合は同盟戦争スキルラインのパッシブも取得

スキルレベルの上昇は入手経験値に比例するらしいので、経験値アップの巻物やデイリーノーマルダンジョンなどは効果的に使うと良いと思います。

セットして表示されている5つのスキルだけしかスキルレベルは上がらないので、面倒な人は上げたいスキルを全部入れてドルメンで適当に戦っても全然大丈夫です。


●ビルドの目標
とりあえず、今回のビルドの目標は以下の通りです

①CP300
②遠距離DPS
③範囲攻撃力が高い
④そこそこ楽なスキル回し
⑤6MスケルトンでDPSが30kを超える事
⑥手に入りやすい装備でメイル杖などは使わない

このゲームでは単体攻撃系のスキルが多い方がDPSは高い傾向です。
なので、そういったスキルを用いた高いDPSを出す為の講座や説明動画等は結構出ているので最高のDPSを出したい人はそういった動画等を参考にすれば良いと思います。

実際のプレイではステージによってはボス戦などで複数の雑魚を処理する事が求められるといったケースも多いので、今回は範囲攻撃を中心にDPSを上げていく方向で説明しようと思います。

ちなみに6Mスケルトン(頑丈な標的用スケルトン)を叩き切れるなら試練やDLCダンジョンなどでも息切れしないで戦い続けられます。通常の3Mスケルトンで同じスキル回しで叩ききった場合、DPSは2-3kほど上がると想定しておくと良いでしょう。まずは3Mの標的用スケルトンでDPS30kを目指すのが良いと思います。


●ステータスと装備
マジカに64全振り。
ヘルスはバフやご飯込みで18k超えるくらいはあると良いと思います。

モンスターマスク(頭、肩):ヴァルキンスコアorスライムクロー。
装備は母の悲しみとジュリアノスで、重装1、中装1、軽装5。
防具の特性は神々。防具や符呪は紫色でも良いですが、武器だけは金色で揃えましょう。

今回は6Mスケルトンを倒しきるためにマジカ再生を担保しつつDPSを出すという構成なのでウイッチマザーの強力醸造薬(ヘルス、マジカ、マジカ再生)を使っています。そのままではヘルスが低いので胸と脚に体力符呪を使っています。

星座は影座。クリティカルダメージを上げる星座ですね。
母の悲しみでクリティカル率を上げていてジュリアノスでも底上げされるので、クリティカル率が高い構成なので影座にしました。クリティカル率を上げて影座にするのは現行パッチでの鉄板ですが、見習い座or恋人座でもOKです。

武器は表が雷杖(付呪は雷)、裏が炎杖(付呪は炎)にしています。特性は注入か正確が良いでしょう。今回は雷杖の特性が違いますが、そこまで大きな違いにはならないだろうというのと、ジュリアノスの杖で統一したかったので手持ちであるものを使った形なのでそのままです。ちなみに両方雷杖でもまったく問題ありません。今回は範囲ダメージ多目なのでむしろそちらの方がDPSが出せるかもしれませんが、さっきと同じ理由でそのままです。


●設定
AoEの入力が最短になるように設定→ゲームプレイ→地上アビリティのクイック詠唱をオンに。この設定は基本的に必須です。


●スキル回しの基本的な考え方
ESOは複数のスキルを沢山使う事で火力を上げていくゲームです。
スキルAを使ったら、次にスキルBを使い、スキルCを使って・・・と繰り返してスキルAに戻る。そういったスキルの使用に関するローテーションをスキル回しと言います。

あらゆるクラスで共通するDPSの基本的なスキル回しの方法は一つ。
「DoTで攻撃しながら、DoTが有効な間に一発のダメージが大きい単体スキルを当てること」
これだけです:)

例えば、スタミナ型なら裏の弓で斉射(DoT)と毒の矢(DoT)を打った後に表の二刀流に切り替えて猛攻を連打、マジカ型なら裏の攻撃杖で属性の壁(DoT)と衰退(DoT)を撃った後に表の攻撃杖で力の発動を連打・・・みたいな流れです。

「効果時間は長いがマジカやスタミナ消費量に対するダメージコストに優れるDoT」と、「瞬間的に火力を生むがマジカやスタミナの消費量が激しく連打は出来ないようなスキル」を組み合わてDoTが有効な間に一発が大きいスキルを当てていく訳ですね。
そして、これらを組み合わせてスキルを回しつつ、マジカやスタミナが枯渇しないようにポーションや重攻撃、符呪などで再生値をカバーする…、と言うのがスキル回しの基本です。

現パッチ(スケールブレーカー)みたいにDoTが強い場合は全てをDoTに置き換えてしまうのもアリです。使用されるスキルはバージョンによる仕様の変更に伴って流行り廃りはありますが、基本はDoT→単体という理解で大丈夫です。


●本番前の練習
マジカテンプラーで基本的なスキル回しを試してみましょう。
ポーションは使い捨て出来そうなものなら何でも良いです。
スキル構成は以下の通り。


・裏面
目くらましの雨→不安定な属性の壁→浄化の光→(スワップ)
・表面
衰退→反射の光→重攻撃(雷杖)→リーチの雷撃→(スワップ)

まずはこのようにスキルを順番に使って行く練習をしましょう。
2→3→4→武器スワップを繰り返すだけですが、キーボードやマウスボタンの配置など、自分で押しやすい状況を確認する事です。

ちなみに重攻撃中に次のスキルを先行入力する事で、最短で次のスキル攻撃に移る事が出来るので意識しておくと良いでしょう。まずはスキルを順番に押す事がスムーズになるように練習しましょう。

ちなみにDoTが有効な間に一発がでかいスキルを使うのが基本だと言いましたが、このスキル回しは「一発がでかいスキル」の部分を雷の重攻撃に置き換えたものです。雷の重攻撃でマジカを回復させつつ、最後のスプラッシュダメージは攻撃杖のパッシブで範囲攻撃になるので殲滅力が上がります。


●軽攻撃キャンセルを練習しよう
次に軽攻撃のキャンセルを練習しましょう。
軽攻撃のモーション中にスキルを入力すると軽攻撃のモーションをキャンセルしてスキルが発動します。これを軽攻撃キャンセルと言います。

他にも、スキルをガードでキャンセルしたり、武器スワップを使うことでキャンセルしたりする事も出来ます。このような一連のキャンセルの事をモーションキャンセルと言います。モーションキャンセルには色々な種類がありますが、まずは軽攻撃キャンセルだけで十分です。

軽攻撃キャンセルはESOでDPSを出すと言う前提では必須といって差し支えないテクニックです。軽攻撃の一発は単なる単発のダメージだけでなく、武器の符呪を発動させ、それに伴うステータス効果を発動させる事もある為、軽攻撃の積み重ねによるダメージは地味ですがDPSを大きく下支えするからです。

ただ、最初はあまりそういった事は意識しないで軽攻撃キャンセルを失敗してもそのままスキル回しの流れを止めないように叩き続けましょう。ESOのスキル回しは音ゲーみたいにタイミングよく入力するものなので、慣れてきたら次第に失敗も減ってきます。

軽攻撃キャンセルを上手く発動させるコツとしては、キャンセルの癖を理解する事です。
軽攻撃後のスキル入力の時間は殆ど0秒でも受け付け可能ですぐにキャンセルが出来ます。
一方で、スキル後の軽攻撃の入力はスキルのモーションがある程度終了しないと受け付けてくれません。
そして、各スキルのCTは基本的にはおおよそ1秒です。

要するに、
トン(軽攻撃)、トン(スキル)、トン(軽攻撃)・・・といった単調な入力ではなく、
トトン(軽攻撃とスキル)、(1秒経って)、トトン(軽攻撃とスキル)・・・といった流れを意識しての入力がオススメです。

例外的に、CTが個別に存在するスキルはタイミングをずらさなければいけません。
例えばアッパーカットやスナイプなどですね。そういったスキルをスキル回しに入れるのは慣れてからにしましょう。


●DPS測定の前提条件
さて、十分に練習したらDPS30kを目指して骨叩きの練習に入りましょう。
骨殴りでDPSを計測する場合は、以下のような条件を参考にしてください。

①Ultは貯まっている状況からスタート
②計測前からバフ・デバフは自由
③3M、6Mのスケルトンではヘルス込みの2色or3色ご飯を使用し、課金の鉄ゴーレムではヘルス無しの2色(例:マジカ量UP+マジカ再生)ご飯を使用して計測。

鉄ゴーレムはあらゆるバフ・デバフが自動的に適用される課金アイテムですが、最初は必要ないので気にしなくてOK。正直、ヘルスを上げない状況での計測は実戦での測定と大きく異なる筈ですが、有名プレイヤーの測定方法として統一されている節があるので、「そんなもんだ」と思っていて下さい。

また、普通はDPSでも緊急回復用のスキルを一つ位は入れますが、計測だからとそういったスキルを取っ払ってDPSが出る構成で測定する事も勿論可能です。その辺をどうするかはプレイヤー側の考え方次第なので好きに選択すると良いと思います。
今回はそのまま実戦に投入出来るスキル構成にしています。


●使用するポーション
「呪文攻撃力のエキス」が良いでしょう。
魔術(強)と予言(強)とマジカの回復。マジカDPSの鉄板ポーションの一つです。

呪文攻撃力のエキス
・ロルカーンの涙+コーンフラワー+タネツケバナ+ナミラキノコ
・ロルカーンの涙+コーンフラワー+タネツケバナ+ホテイアオイ

なお、スキル回しの中に魔術(強)を加える衰退が入っているので、実戦では予言(強)と体力とマジカの回復が出来る「呪文クリティカルのエキス」でもOKです。

呪文クリティカルのエキス
・ロルカーンの涙+タネツケバナ+ホテイアオイ+オダマキ
・ロルカーンの涙+タネツケバナ+ホテイアオイ+ムラサキ草


●具体的なスキル回し
それでは早速やってみましょう。条件は以下の通り。

CP300マジカテンプラー。CPなどは図を参考で。


スキル回しは以下の通りです。

①呪文攻撃POT→属性ドレイン→炎の憤怒(ULT)でスタート→②へ
②軽攻撃・目くらましの雨→軽攻撃・不安定な属性の壁→軽攻撃・浄化の光→スワップで③へ
③軽攻撃・衰退→軽攻撃・反射の光→重攻撃(雷杖)→雷撃のリーチ→スワップで②へ
④敵のヘルスが25%以下になったら属性ドレインを切らさないようにしつつ、②→ビームの繰り返し。

スタート後は全てのスキルは使用前には必ず軽攻撃を入力です。

なお、ポーションはスキル発動と同じタイミングで使う癖をつけましょう。スキルのCT中でもポーションは使用できる為です。ただ、重攻撃中に使うと重攻撃が中断されてしまうので、重攻撃中に薬が切れたら重攻撃→スキル→ポーションの順番で使います。

太陽の弾幕と浄化の光はどちらかを入れる形ですが、太陽の弾幕の方がDPSは高く範囲ダメージである優位性もあります。ただ、敵との距離を縮めなければいけないので距離を取って戦いたい場合は浄化の光に変えましょう。浄化の光はDPSが下がる反面、敵の周囲に小範囲HoTが発生するので仲間にヒールをばら撒ける利点があります。状況に応じて変えましょう。今回は浄化の光で統一しています。


以上です。
スキルを順番に裏で3つ使ってスワップ、表で2つ使って、重攻撃→3つ目のスキルを使ってスワップ…の繰り返し。
いわゆるスキルを順番に押していくビルドなので、比較的簡単な方法です。マジカ型の他のクラスでも同じようなスキル回しは作れるので参考にしてみてください。


今回のスキル回しで、3Mを叩いた結果はこちら
(CP300、ジュリアノス、母の悲しみ、ヴァルキン)

同じスキル回しで、6Mを叩いた結果はこちら。
(CP300、ジュリアノス、母の悲しみ、ヴァルキン)

同じスキル回しで、CPを810、裏の杖をメイル炎杖にして6Mを叩いた結果はこちら
(CP810、ジュリアノス、母の悲しみ、ヴァルキン、メイル炎杖)

ほぼ1万上がってますね('-'
メイル杖を使うと軽攻撃のダメージがあがるので軽攻撃キャンセルの重要さが増してきます。メイル杖は属性の壁を使用中に軽攻撃および重攻撃をあてると追加ダメージが発生する装備ですが、雷杖の重攻撃中に発生するダメージ一発ずつそれぞれにも追加ダメージが発生するので、軽攻撃があまり上手くなくても雷杖の重攻撃の部分で簡単にそれなりの火力が出せるのでオススメです。今回のスキル回しが出来るようになれば、メイル杖を手に入れた後も引き続き同じようにスキル回しが出来ますよ:)


最後に、同じスキル回しでCP810、試練装備とメイル杖を使って6Mを叩いた結果

ジュリアノスを完全なるエセルに変えて、アクセに血の渇望を二つ入れています。
完全なるエセルのセットは重攻撃で脆弱(弱)を敵に与えるのでダメージが8%アップし、3セット目の効果の殺戮(弱)でダンジョンのモンスターにさらにダメージ5%アップと、とても強力なセット装備です。特に今回のような重攻撃を使うスキル回しと相性がとても良いですね。クラグローンの試練の装備ですがノーマルでも手に入るので比較的集めやすい装備と言えるでしょう。

試練のような大所帯になると完エセはヒーラーが使う場面もありますが、「完エセをヒーラーが使うようなパーティにいる」という状況であれば、ここに載っているあらゆるTipsはあらかた理解しているようなレベルですから、その時には状況に合わせて変えることが出来ると思います:)


とりあえず、こんな感じで殆ど同じスキル回しでも装備やCPでこれだけ火力が変わっていくものだという事が分かると思います。CPが低かったり、装備が揃っていない内はノンビリとプレイしながら少しずつレベルアップしていけば良いのではないでしょうか。

ちなみに、今回のスキル回しはそれなりにDPSを出しつつプレイしながら自然と練習を続けられるように、やや再生力過多のビルドです。ここから2色飯にして吸血鬼にして、符呪を変えて、スキル効果を考えて順番を変えて・・・と、突き詰めていけば、よりDPSは上がります。上手く出来るようになったら、自分なりにアレンジされてみてください。

2019年4月15日月曜日

VAS攻略

Asylum Sanctorium(聖者の隔離場)

・ステージ概要
聖者の隔離場は真鍮要塞の外れにある広大な敷地であり、ソーサシルと同時代を生きた3人の聖者、聖オルムス、聖ロシス、聖フェルムスが隔離されている実験場。ソーサシルは彼らを不死化する為に3人の魂を黒魂石に入れ、それぞれの英雄としてふさわしい姿のファブリカントに封印させる不死化の実験を行なったが失敗。3人の聖者達は正気を失い、治療の甲斐なく隔離されるだけの存在となっていた。プレイヤー達は隔離場の矯正官ランドラスの依頼により、聖者達を打ち倒して黒魂石を取り外し、彼らに安らぎを与えてやらなければならない。



・攻略概要
聖者の隔離場は3人の聖者を一人ずつ倒す(+0)、先に1人だけ倒して残りの2人と同時に戦う(+1)、3人全員と同時に戦う(+2)の三種類の戦い方があり、それぞれに見合って報酬内容が変化する小規模試練です。ここではAlcastの攻略記事を中心に個人的な見解を加えてvAS+0での各ボスのギミック説明をまとめていますが、+2においても各ボスの基本ギミックに変化は無いので理解をしておきましょう。また、ステージの特性上、遠距離マジカ型でチームを固めるのが理想です。

vAS+2攻略についてはこちら(編集中)。


・基本グループ構成
メインタンク、サブタンク、ヒーラー2名、DPS8名

必須事項:
・ヒーラーは除去を導入
・アドオンのAsylum Trackerの導入。
推奨事項:
・DPSの何人かは遠距離バッシュ(壊滅の雷撃を推奨。猛毒の矢はDPS次第)を導入
・マジカ型はバリア(マジカ抑制など)を、スタミナ型は回避スキル(死のクロークなど)を。
・強固(強)と結界(強)のスキルを常に切らさない(物理と呪文耐性それぞれ5280アップ)。
・DPSの一名はカグレナクを着込んだマジテンDPSである事。
・ヘルスは20kに。死ななくなってきたら減らしてもOK。
・頑丈なスケルトン(6M)を38k位で叩き切るレベルのDPS。
・アクセは血の渇望を最低二つ(サブボスを倒すタイミングを合わせる為)。
推奨CP:
The Lady
27 Hardy, 64 Elemental Defender
The Steed
81 Ironclad, 87 Spell Shield
The Lord
11 Quick Recovery




=各ボスのギミック説明(AS+0)=
●敬虔なる聖ロシス
鬱っぽい言動がやたらと目に付く杖持ちのテンプラー?系ボス。
遠隔攻撃がメインで、タウントを取ったキャラから離れて強力な範囲攻撃を仕掛けるのが特徴。

・基本攻略
不完全な守り手を素早く倒さなければ発狂モードで攻撃力が上がりタンクが耐え切れなくなる為、ボスが近くにいる時にUltでまとめて攻撃するのが良い。


DPSが十分に高くタンクが耐え切れるチームであれば、不完全な守り手を倒さずにボスだけに集中して打ち倒す事も可能。その場合は図のタンクの位置にメインタンクが不完全を二匹タウントし、雑魚を中央に向かせないように固定させる。

サブタンクは中央付近でボスのタウントだけを取る。ボスはタウントを取っているプレイヤーと距離を取って止まるので、サブタンクが中央付近で遠隔タウントを取って距離を取ればボスはNoxious Gasのテレポ先1~3の何れかの場所から殆ど動かない。メインタンクが厳しそうならボスの方に誘導してAoEとUltで一緒に倒してしまえば良い。


◎ボスギミック
・Noxious Gas
魔法ダメージ。
ステージの3箇所に瞬間移動し、移動前の地面に緑色の毒ガスAoEを巻く。
毒ガスはプレイヤーに鈍足と大ダメージを与え、中のプレイヤーの回復を阻害する。ロシスを別の敵とまとめるように誘導すると、瞬間移動時にガスが発動して近接プレイヤーが巻き込まれるリスクが増えるので注意。


・Defiling Blast(汚染された一撃)
毒ダメージ。
ボスが立ち止まって片手を向ける動作を行なうと一人のプレイヤーをロックし、ボスを中心に放射状のAoEが発生する。ロックされたプレイヤーが動けばAoEもあわせて動き、周囲を巻き込むことになるのでロックされたプレイヤーは左右に動かないようにガードかバリアで耐える。上下方向のみの移動か、その場から動かないようにしてAoEが動かさないようにするのが大事。

AoEはロックをされていないプレイヤーにも大ダメージを与えるので範囲内に入ってしまった他のプレイヤーはガードをしながら範囲外に避難する必要がある。

ちなみにBlastは常にダメージを与えている訳ではなく、AoEが消えるまでタイミングよく3回ダメージ判定が発生するので、余力があればその3回のタイミングにあわせてガードかバリアを使いながら攻撃をするといった事も可能。

さらにBlastは毒ダメージのDoTを与えるが除去は可能。


・Oppressive Bolts(抑圧のボルト)
魔法ダメージ。
ボスが一秒の詠唱の後、杖を掲げ頭上から複数のプレイヤーに複数回ボルトを放つ。
バッシュ可能。というか放置すると味方が壊滅するのでバッシュ必須。かなりダメージが大きい技なので1、2発で死屍累々になってしまう。最初の詠唱中にバッシュしてスキルを一切使わせないのが理想。ロシスは瞬間移動で飛び回るうえに、一発目に近距離でふっ飛ばし判定が生じて近距離バッシュを阻害させられる為、遠距離バッシュが推奨される。


・Corroding Bolt(腐食のボルト)

魔法ダメージ。
1秒の詠唱時間の後にターゲットになっているプレイヤーに対して単発の軽攻撃を行う。ダメージがやや大きい。ガードかドッジで回避可能。遠距離呪文攻撃なのでタンクの吸収防御で吸収できる。


◎不完全な守り手(雑魚)
2体の不完全は出現から30~35秒後に発狂モードに入る。
ヘルスの12~20%程度で死ぬか座る(機能停止)
基本的には集めてAoEで焼くだけで倒せる。

・Energy Arc(エネルギーアーク)
電撃ダメージ、DoT。
不完全の目から4本のビームが出て遠くのターゲットを狙い、4本が不完全の足元に集まってくる。ビームのダメージはガード無しで約14k。

・Energy Convergence
電撃ダメージ、DoT。
Energy Arcのビーム4本が不完全の足元に集まると爆発する。24kダメージ。ブロック可能。



●勇敢なる聖フェルムス

斧と短剣を持ったイケイケで好戦的なナイトブレード。
シロディールのNBと違って隠れない良いNB。でも○す。タウントを取ったキャラに向かう近接系だが、神速の影でステージを縦横無尽に移動するのでタンクとカイト役の連携必須。

・基本攻略
まず2人のプレイヤーを囮(カイト)役として集団の外に左右一人ずつ置く必要がある。
これはボスのテレポートストライク(Shrapnel Storm)が一番遠いプレイヤーが標的になる事を利用して、テレポート後のAoEを集団から引き離す為。


タンクはボスと雑魚を図のボスがいる辺りの中央の壁付近にひきつけて、DPSを含めて全員は雑魚を巻き込んでボスの近くで戦う。中央内側の八角形のプレートでタンクが戦い、DPSとヒーラーは左右に散らずに一か所に固まってマスヒと除去を受けながら、ボスと雑魚をAoEで巻き込ませて戦う。この写真のキャラの位置で遠すぎるくらい。

Manifest WrathのAoEを見ては散開し、着弾を確認したら囮役以外は再び集まって戦う…といった流れ。出血デバフが多いので除去があれば使うと良い。


雑魚(魂の幻影)は素早く倒さなければ発狂モードになってダメージが跳ね上がる。
ボスのヘルスが25%以下になると怒りモードになる時間が短くなる為、Ultでまとめて倒すと良い。


◎ボスギミック
・Shrapnel Storm(破片の嵐)
物理ダメ―ジ、DoT
ボスから一番遠くにいるプレイヤーにテレポート(神速の影)し、巨大なAoEを残す。AoEのダメージは指数関数的に跳ね上がっていくのですぐに避ける事。AoEは最初は一つだが、75%で2つ、50%で3つ落とす(最大3回テレポートする)。このギミックのインターバルは25~30秒。

・Bleeding(出血)
Shrapnel Stormに晒されたら出血デバフを食らう。
除去可能。

・Manifest Wrath(憤怒の顕現)
ボスが片手を上に挙げ、2つの赤い球がランダムでプレイヤーにめがけて飛んでくる技。
球は着弾すると三つの赤い波動に分散し、周囲に進んでダメージを与える。着弾前にAoEの表示が出るので素早く避ける必要がある。赤い球が直撃するとまず死ぬ。分散する赤い波動は死ぬ程ではないのでガード可。

◎魂の幻影(雑魚)
聖フェルムスの赤い影。
経過時間で発狂モードになりダメージが格段に跳ね上がるので素早く倒す必要がある。
基本的にはタンクが集めてボスと一緒にAoEに巻き込めば十分に倒せる。

・Cyclonic Carving
物理ダメージ。
2刀スキルの旋風。通常8kダメージが発狂モードだと40kまで跳ね上がる。
ガードと回避は可能。出血デバフをプレイヤーに与える。除去可能。

・Lead to Slaughter
炎ダメージ、DoT
鎖で引っ張る技。通常、一番遠くのプレイヤーを引っ張るので囮役が引かれ易い。ガードが可能らしいが、出来てる気がしない。スキルを使う瞬間にプレイヤーを向くので、タイミングを合わせてドッジをしたい。



●公正なる聖オルムス

魂をドラゴンの姿をした器に入れられた聖者。てか、なんでドラゴンにしたし。
ただソーサシルが気合入れて作っただけあってか結構強い。

・基本攻略(AS+0)
位置取りがとても重要なので、以下の図のように所定の位置につくこと。


メインタンク(T1)がボスの向く方向を固定させ、メインタンク付きのヒーラー(H2)がShockball spitを受け持つ。DPSはひたすら殴りつつ、Sphereが発生したら随時破壊。Storm the Heavensが来たら矢印の方向に散開し、巻き込みを防ぐ。サブタンク(T2)は+1以降でサブボスを取るお仕事なので、+0ではメインタンクが死んだ場合に入るとか、DPSやヒーラーが死んだ時の蘇生役。


◎ボスギミック
・Thundering Tailslap(雷鳴の尾)

物理ダメージ+雷ダメージ。
ボスがターゲットにしているプレイヤーがボスの背後にいる場合に発動。
尻尾でプレイヤーを叩き、周囲に電撃のAoEを撒き散らす。中程度のダメージだがブロックしなければスタンし、電撃のAoEはマジカ吸収もある。

ターゲットが移っている状況なのでボスはすぐに振り向いて攻撃を再開するので、この攻撃を確認したらDPSはすぐに退避行動を取った方が良い。メインタンクが正常に機能していればこのギミックは発動しないが、メインタンクが何かしらの理由で死んだりタウントを切らした場合に後ろで叩いているDPSにターゲットが移ってこのギミックが発動する。

・Shockball spit(消耗チャージ)

両手両足を広げて立ち上がるモーションの後、ボスの前方180度の範囲にいる最も遠いプレイヤーに目掛けて広範囲のAoEを発生させる弾を打ち出す。鈍足とマジカ吸収と指数関数的に跳ね上がる雷ダメージを与えるかなり危険なAoEなので対象にされたプレイヤーは速やかにドッジで範囲外に逃げる必要がある。

通常、この攻撃はメインタンク付きのヒーラーが囮役として引き受けるが、タンク付きヒーラーがダウンした場合はヒーラーの蘇生役にAoEが向かわないように、蘇生役より遠い位置でAoEを誘導して蘇生役からAoEを引き離す囮役のプレイヤーがもう一人いるとスムーズに立て直せる。

なお、図の1番と8番のDPSは前に出すぎるとこのギミックを誘発してしまうので注意。

・Storm the Heavens(天への嵐)

ボスが空中にジャンプして、ブレスを地面に吐き出し、雷ダメージのAoEを撒き散らす攻撃。35~40秒毎に使用してくる。

ボスを中心に放射状に広がるAoEと、各プレイヤー目掛けて上から複数回降ってくるAoEの二種類があり、前者は高ダメージなだけだが後者は3回食らうと即死する。味方と団子になっていると味方に放たれたAoEに巻き込まれて死にやすい。ボスが飛ぶ直前に図の所定の位置に戻れば、矢印の方向に歩くだけで自身へ飛んでくるAoEに当たる事は無い。迅速を入れたらさらに楽に避ける事が出来る。

また、AoEの即死判定の回数はデバフ扱いで除去が可能なので、儀式や除去で対応可能。団子になってしまった場合にサポート出来ればグループの死亡率が下がるかも。



・Gust of Steam(蒸気の噴出)

ボスのヘルスギミック。別名オルムスジャンプ。
ボスがステージを左右に飛び跳ねて強力な物理ダメージをエリア全体のプレイヤーに与える。ボスの足元のAoEに入るとタンク以外は助からないのでステージの上下(図1の入口Entranceとその反対側Exit)に分かれて移動してやり過ごす。ボスのヘルスが90%、75%、50%、25%の時に発動するのでボスのヘルスを確認していれば避けるのは難しくない。余裕があれば遠距離攻撃を当てるのもアリ。

・Trial by Fire(炎の試練)

ボスのヘルスギミック。
ボスのヘルスが25%を切ると発動。ボスが両足で立ってステージの所定の場所に3発の炎弾を放つ。
炎弾が爆発すると超広範囲の炎壁AoEを発生させ、プレイヤーに炎ダメージと炎DoTを与える。爆心地に近ければ近い程ダメージが跳ね上がる為、AoEを確認したらすぐに中心から避ける事。避けられない場合はバリアなどで対処したい。炎を食らった場合のDoTは耐え切れるダメージではないのでヒーラーの除去かテンプラーの浄化の儀式のシナジー等を使用して速やかに解除する必要がある。ボスの近くにいけばヒーラーかタンクが除去を使う事が多いので恩恵を受けやすい。迅速を入れると走って避ける事も難しくないのでサイジックスキルの「時よりも速く」なども有効。

また、この攻撃はStorm the Heavensの直前に発動する事が多く、3発を耐えきってプレイヤーの陣形が乱れた所にStorm the Heavensが来るので立て直すのが遅いと他のプレイヤーを巻き込んで死人が出やすい。炎をやり過ごしたら蘇生等は後回しにして素早く所定の位置に戻ろう。

・Scalding Roar(熱の叫び)

ボスが口から吐く蒸気のブレス。
前面から放射状に放つAoEで、致死レベルのダメージ。「鎧の破壊」という30秒ほど物理耐性が1万減る特殊なデバフを食らう為、タンクは触れるのもNG。回避するしかない。普通は食らう事もないが、メインタンクが何かしらの事故で死んだ場合やメインタンク付きのヒーラーを蘇生に行く際に注意。


◎Ordinated Protector Sphere(雑魚)

オーディネーターとかスフィアとか言われる。スフィアがボスにビームを送っている間はボスが無敵化される。+1以降ではサブボス(ロシス、フェルムス)にもビームが入って無敵になるので時間をかけて倒す事は出来ない。見つけたら即倒す事。

2019年3月1日金曜日

VSO攻略

Sanctum Ophidia(聖域オフィディア)

・ステージ概要
聖域オフィディアはクラグローンの北部にある12人用のダンジョンの一つ。クラグローンには星座の消滅とセレストリアルの戦士、魔術師、大蛇が絡んだ専用のストーリーがあり、聖域オフィディアはそのうちの大蛇(the Serpent)を擁するダンジョンになっている。

・攻略概要
こちらの攻略記事はAlcastの記事の和訳に個人的な見解を加えたものになっています。
聖域オフィディアはクラグローンの他の試練と比較すると、ラスボスこそ一番攻略し易いと言われているものの、道中のマンティコラとオザラの攻略が難易度が高めで、相対的に難しい試練になっています。道中の注意点として、雑魚として出てくるオーバーチャージャーは仲間を巻き込む強力なAoEを発動し事故死の元なので最優先で倒す事。また、仲間に感染する毒が発生するので、ヒーラーはHoT多めに。毒が消えるまで仲間から離れて待つか、周りに感染する前提で敵と戦うかはその時の状況次第で各自判断で。ラスボスの大蛇でペットが死に易いので、カバーが出来ない場合はペット無しビルドへの切り替えを準備しておきましょう(サマーセット以降、ペット強化が入っているのでこの点は留保)


・基本グループ構成
タンク2名、ヒーラー2名、DPS8名 or タンク2名、ヒーラー3名、DPS7名

必須事項:
・なし
推奨事項:
・アドオンのRaid Notifierの導入
・DPSは6Mを30k程度で叩ける火力。
・強固(強)と結界(強)のスキルを常に切らさない(物理と呪文耐性それぞれ5280アップ)
・DPSの一名はカグレナクを着込んだマジテンDPSである事。
推奨CP:
The Lady
 56 Hardy, 56 Elemental Defender, 56 Thick Skinned
The Steed
 61 Ironclad, 30 Spell Shield
The Lord
 11 Quick Recovery



・1stボス前
大蛇に祈ってるおっさん一匹を倒し、台座二つをアクティブにさせると雑魚が沸く。
台座の近くで雑魚と戦うと雑魚を倒しきる前にマンティコラが出現してボスとの連戦+混戦になる。なのでこの状況を避けるために、台座をアクティブにさせたら全員が断崖辺りまで下がって台座から距離を置いた状態で雑魚処理をするのが望ましい。距離を十分に置かないとペットがマンティコラに攻撃を仕掛けるので注意。


●1stボス マンティコラ(HP:39M)

・基本攻略
意外と厄介な相手なので初見組はここでひっかかる事が多い。
タンクは毒エリアを見て戦いやすいスペースを確認して確保しながらボスを取り、DPSはポップコーンに対応できるようにお互いが近付き過ぎないようにしつつ、毒エリアの囮役は味方の戦闘スペースを確保する為に上手に誘導、そしてブラックホールに対しては事前に対応する人を決めておく・・・、といった風に、仲間としっかりと連携しなければ進めない。ベテラン試練の基本的な戦い方が求められるステージ。
タンクは中央付近で、ボスを誘導するのが望ましい。DPSとヒーラーはボスの後ろで攻撃。ブラックホール対策として、タンクとサブタンクはいつでも切り替えれるようにしておくこと。また、ブラックホールに入る人員を事前に確認しておく。VCが出来る人が望ましい。毒エリア対策として、遠距離DPS2名とヒーラー1名が集団から少し離れた位置にいると良い。


・ポップコーン

ランダムターゲットでキャラの真下にAoEが3連続で発生するギミック。食らうと真上に吹っ飛ばされ、一度食らうと立て続けに食らう羽目になり、3連続で食らうと死亡確定なので最初の一撃は確実に避けたい。
AoEなのでなるべく味方を巻き込まないように意識する事。「真後ろにドッジ→後ろに歩く→前にドッジ」で3発全て避けられる。マンティコラのリアクションでポップコーンの発生を読める上級者は「事前に後ろにダッシュ→後ろダッシュ→前にドッジ」で避けるらしい。

Culminating Slam(全周囲AoE)

ポップコーンの2回目終了後にボスを中心に馬鹿でかいAoEが形成される。
ガードしていないプレイヤーの数に応じてダメージが跳ね上がり、数人でもガードしていない場合は致死レベルの出血ダメージを食らうので全員ガード必須。ポップコーンが発生していないプレイヤーは対処は容易。ボスに一番近いタンクがVCで警告するのが望ましい。

・ブラックホール

ランダムターゲットでキャラの真下に4名まで入れるブラックホールが生成される。
ブラックホールの奥にいるサブボスを100秒以内に倒さなければプレイヤー全員が即死するので、ブラックホールを確認したらすぐに4名が入って対処しなければいけない。
通常、タンク1、ヒーラー1、DPS2名で入るが、タンクの自己ヒール力が高い場合はタンク1、DPS3名で臨んでも良い。
サブボス正面の裂け目はタンク以外は即死なので注意。
メインタンクがブラックホールに入ってしまった場合、速やかにサブタンクがマンティコラをタウントすること。

極端にDPSが高いPTの場合、最初のブラックホールが終わるより早くボスを倒せる

・Poison Shard Circles(毒エリア)

ボスから最も離れているプレイヤー三人に対して、毒エリアを形成するAoE弾をぶつけてくるギミック。毒エリアの中にいるとあっという間にヘルスが無くなり、タンクでも耐えれないので速やかに逃げる必要がある。

全員が一箇所に集まっているとこのギミックのせいで真下に毒エリアが発生してボスの立ち居地を調整出来ず継戦出来なくなる。その為、遠距離DPS2名とヒラ1名が毒エリアを受ける為に近接DPSの集団から離れた位置に立ち、このギミックの囮として近接DPSとボスに毒エリアが及ばないように調整する事が望ましい。

なお、AoE弾はノーガードで食らうと気絶し、その後の毒エリアで事故死し易い。最初にガードで受け、速やかに毒エリアから逃げるのが良い。


・2ndボス前の巨大な橋
雑魚が大量に沸くエリア。オーバーチャージャーを最優先で倒す事。
トロールはプレイヤー同士で感染する毒AoEを振りまくので、タンク一人がオーバーチャージャーから離しておくのも良い。
所々裂け目があるので落ちないように注意。

ちなみに雑魚を倒したら橋の先に2ndボスのストーンブレイカーがいるのだが、
「PT全員が橋の手前で待機→メインタンクが一人で橋を渡りボスを引っ張ってくる→ボスを橋の手前から中央付近で倒す→メインタンクが橋の奥に行き、雑魚相手にわざと死ぬ→橋の奥にいる雑魚が消える」
と言った感じで雑魚を減らす流れが割と普通に行われている。
ボスを橋の手前四分の一付近まで誘導すると、ボス戦中に追加のオーバーチャージャーが発生しない事も相まって、これらの行動は普通に行われているので初見さんはちょっと覚えておくといいかもしれない。


●2ndボス:ストーンブレイカー(HP:28M)

・基本攻略
大型トロールのボス。
大蛇が「終焉は不可避(キリッ)」とか言ってくる割りには比較的簡単。雑魚との兼ね合いで事故死だけは気をつけたい。

・Three Way Avalanche(3方向ウェーブ)
ボスの眼前に強力な範囲攻撃を出す技。後ろにいれば食らわないので、タンクがタウントしていれば怖くない。このギミックが雑魚処理中のDPSを巻き込まないように、タンクは立ち居地を調整できるのが望ましい。

・スタンプ
ボスが地面を叩き、ボスの周囲にAoEが発生するギミック。
ダメージが大きいので、近接DPSは速やかに避ける事。

・岩投げ
ランダムでプレイヤーの一人に岩を投げる。
ガードしていれば死なずに済むので、確認したら即ガード。
挙動が分かり易いのでメインタンクがVCで警告出来ると良い。


・オザラまでの道のり
毒柱のあるエリアで左右に道が出来、それぞれの先にあるスイッチを同時に動かす事で先に進める。2PTに分かれるか、全員で一つずつ攻略していく。


●3rdボス:オザラ(HP:31M)

・基本攻略
ラミア型のボス。VSOでラスボスよりも厄介な相手。
ボス以外にオーバーチャージャーや戦闘司祭、トロール、弓兵が大量に発生する。倒しても15秒後に扉から復活するので、雑魚の対処とボスへの対処を同時に行う必要がある。
ギミック自体は安易だが、敵の物量が多いので上手く対処できる陣形を作るのが大事。ヒーラーの作業量が多いので、DPSは上手く立ち回ってヒーラーの負担を減らしたい所。

-陣形1
メインタンクがオザラとオーバーチャージャーを受け持ち、サブタンクがそれ以外の雑魚を受け持つ形。
オーバーチャージャーが出現する扉の前にオザラを誘導し、オザラを取り囲むようにメインタンク、8DPS、2ヒーラーを配置。
サブタンクは一人で隣の部屋にトロール、戦闘司祭、弓兵を誘導。サブタンクは雑魚を倒すことなくひたすら耐えつつ、弓兵の弓矢散布スキルやトロールの毒AoE投げなどが味方を巻き込まないように意識しつつ受け持つ。
陣形としては容易だが、オーバーチャージャーのAoEとオザラのボルトで事故死が起き易い。

-陣形2
メインタンクはオザラだけを受け持ち、サブタンクにヒーラーとサブDPSが一人ずつついて残りの雑魚を受け持つ形。
オーバーチャージャーが出現する扉の前にオザラを誘導し、オザラを取り囲むようにメインタンク、7DPS、1ヒーラーを配置。
サブDPSは内なる炎をセットし、自己回復を多めにした上でオーバーチャージャーをタウント、サブタンクはそれ以外の雑魚をタウントし、PTとボスから雑魚を引き離す。サブDPSは発生するトーテムを破壊しないと部屋から出る事が出来ないので破壊していく。首尾よくトーテムを破壊でき、内なる炎のタウントを切らさなければ、サブDPSは常にオーバーチャージャーを引き回しつつ移動できる。サブDPSをヒーラー(3人目)にし、何も倒さずにオーバーチャージャーのタウントだけをしてひたすら耐えるというのもアリ。

-陣形3
メインタンクはオザラを戦司祭の扉の前に誘導し、オザラと戦司祭を受け持つ形。メインタンク、8DPS、2ヒーラーを配置。
サブタンクはトロール、呪術師、オーバーチャージャーの三体を1人で受け持ち隣の部屋へ。DPSとヒーラーが固まっているので安定性が高く、火力で押したい場合や不慣れなプレイヤーが多い場合に有効な陣形だが、自己回復能力が高くて手慣れているタンクがサブタンクである必要がある。

いずれの陣形においても、近接DPSがオザラの近くで固まると互いにボルトが来た際にAoEダメージが重複して危険な状況になる。特に陣形1の場合は事故死が増える原因になるので、近接DPS同士はお互いある程度距離を取るのが望ましい。

・Pin Bolts(ボルト)
ランダムでプレイヤー数名に対しテンプラーの槍のようなAoEダメージ付きのボルトで地面に突き刺し行動不能にするギミック。
解除しなければ確実に死ぬ為、出来るだけすばやく他のプレイヤーが近付いてシナジー(Xキー)で解除する必要があるのだが解除するプレイヤーもダメージを食らうのでヘルス管理に注意。ヒーラーがボルトに刺されたら最優先で助けにいくこと。

なお、オザラのボルトは使用回数が増えるたびに刺される対象の数も増える為、素早く倒さなければDPSはどんどん落ちていく点に留意する事。




●大蛇(HP:52M)

サブタンクが効果的に動けば少しのギミックに対処すればあとはひたすら殴るだけなので、各試練のラスボスの中でも最弱といわれ、VHも比較的容易。ただ、そうはいってもギミックを知らないと何度も床を舐める羽目になる。

・基本攻略
ボスのギミックの一つに残りマジカの多さでダメージを与えるマジカ爆発がある為、各自でマジカを枯渇させる準備が必要。Raid Notifierを導入していると負担をかなり減らせる。毒フェーズやラストフェーズの際にはヒーラーはノヴァでダメージを減らす。ウォーデンの凍雨の嵐やナイトブレイドの覆い尽くす闇なども準備出来るなら万が一の際の保険になる。中央の円盤の上でメインタンクは大蛇を北に向ける位置で陣取り、DPSは大蛇の後ろに固まって攻撃。ヒーラーは範囲回復を絶やさない。そしてサブタンクは後方でラミアとマンティコラをタウントして味方から離すのが基本的な流れ。


・毒フェーズ

大蛇が円盤の中央に移動し、剣を地面に刺すと全周囲に致死レベルの毒が広がるギミック。ヒーラーはノヴァを撃ってダメージを減らしつつ、範囲回復をひたすら連打。その間DPSはひたすら殴る。

マンティコラとラミアをサブタンクが引っ張る場合は、毒の範囲外で待機していてもOK(?)

・ラミア
毒フェーズ終了後に発生するラミアは倒すと大ダメージのAoEを発生させるので、DPSのいる大蛇の近くに近づけさせるべきではない。サブタンクがタウントして引き離すのが望ましい。殺さないようにして引き離し続けること。

・トーテムとマジカ爆発

毒フェーズ終了後にラミアと同時にトーテムが三種類発生する。

青色のトーテムはランダムでプレイヤーにマジカ爆発を付与させる。
マジカ爆発を付与されたプレイヤーは画面が青く光りじわじわとマジカが減り続け、15秒以内にマジカを10%以下にまで減らさなければ残マジカ量に応じたダメージ量をプレイヤーに与えて爆発する。その為、付与されたプレイヤーは素早くマジカを使い切らなければいけない。同盟戦争スキルの巨人の盾などは一気にマジカを減らせるので有用。マジカを十分に減らすと青色の光が消えてマジカ爆発は失活し、若干のマジカが戻ってくる。

緑色のトーテムはプレイヤーを鎖でトーテムの位置まで引っ張る。
ドッジロールを二度行えば容易に離れる事が可能。

毒トーテムはボスと繋がってボスの毒攻撃を強化する。

これら三種のトーテムは十分なDPSとHPSがあれば無視してボスに火力を集中出来るが、足りない場合はトーテムを破壊する作業が必要となる。その場合の順番は、毒トーテム→青トーテム→緑トーテムが良い。

・マンティコラ
マンティコラが発生したら素早くメインタンクかサブタンクがタウントする。メイン受けてボスと一緒にAOEで倒すか、サブタンクが持って耐えるか。どちらが受け持つかは事前に話し合っておくと良い。2匹目のマンティコラが発生したタイミングでボスがピンクオーブの即死ギミックの準備を始める。

・ピンクオーブ

円盤の周囲や祭壇の側にピンク色のオーブが発生し、手に入れなければ即死するギミック。タンクとヒーラーはオーブを優先的に取る事。

この即死ギミックが発動すると同時に雑魚やトーテムも全て消し飛ぶので、オーブを取り損ねた人がいても素早く立て直せば何とかなる事が多い。

・ラストフェーズ
大蛇のヘルスが4%以下になると、全周囲に強力な毒を振りまくラストフェーズに突入する。プレイヤー達は一箇所に集まり、ヒーラーは回復に専念し、DPSはとにかく殴り続ける事。ボスのヘルスが0%になってもしばらくの間は毒を撒き続けるので手を止めてはいけない。


最後に再びオーブが出現するのでこれを全て手に入れるとクリア。



●大蛇 ハードモード(HP:59.2M)
・基本攻略
ハードモードは大蛇のエリアの手前にある二本の旗を焼く事で実行できる。一度ハードモードを起動すると元に戻す事は出来ないので要注意。ハードモードは敵が固くなる事に加え、メテオのギミックが加わる。

・メテオ
ランダムで一人のプレイヤーにめがけて即死AoEタイプのメテオが落ちてくるギミック。
避けなければもちろん死ぬし、AoEなので周囲の味方も巻き込まれる。ギミックが発動して5秒後に落ちてくるので、直前(残り1秒くらい)に左右のどちらかに避ける必要がある。

Raid Notifierを入れていればメテオが落ちるタイミングが分かるので、プレイヤーが一箇所に固まっていれば誰に落ちてきても全員が同じタイミングで避ければ良いだけなので、VCがあれば全員でタイミングを合わせれば避ける事は比較的容易。